十方星のお話、第10回目。
今日はいよいよ最後「玉堂」の活かし方についてです。
玉堂は「習得本能」から生まれた星です。
穏やかな常識人。上品で理性的。同じ習得本能の陽の星「龍高」とは対照的に、流行にはとらわれず、一つの分野をじっくり取り組んでいく正統派タイプ。理論的で上下関係、礼節をきちんとわきまえた人です。
ただ、この星を中心に持つ人すべてが当てはまるというわけではありません。
上記の要素があれば、玉堂を活かしているという事です。
良い点も悪い点も表裏一体。
玉堂はテーマを絞ってよく学ぶ星ですが、龍高のように体験、行動から学ぶのではなく、書物や座学による知識を吸収する傾向があります。ゆえに経験もなく見た事もないものまで「理屈」で考えてしまうと、融通の利かない人になったり、物事の本質を見失う事にもなります。
人生の師と出会い、正統派の学び方をすること。また「世の中、理屈だけでは通用しない」ということを集団の中や自らの体験で知り、試行錯誤していくことで、知恵が生まれます。
そうして単なる「知識」から脱皮しいくことで玉堂は輝きます。
さらに、次元の高い玉堂は、真の智慧が自分を守り、平和で安定した世界を作り出していく力を生み出す力になっていきます。

あなたは玉堂を持ってる?
ご自分の星はこちらでチェック!
図のように中心に
玉堂と出ていないかな?




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