理論と霊感

台風11号がこちら福岡にも今晩接近するようです。先ほど、ベランダのプランツなどを部屋の中に入れました。今晩から明日まで、広範囲にわたって影響があるそうなので、皆さまくれぐれもお気を付けください。

さて、算命学宗家の故高尾義政先生に関するいろいろなエピソードを、私も師匠より聞く機会がありまして、やはり優れた観察力、洞察力をお持ちのすごい方だったのだろうなと思っています。

あるとき、高尾宗家と懇意にしている方(Aさんとします)が、ある男性(Bさんとします)の運勢について質問されたそうです。宗家はBさんについて「家庭、仕事も崩壊の危機にある。健康もよくない」という内容の事をおっしゃったそうです。それから30分くらいして、宗家がAさんに「さきほどのBさんの事がどうも気になります。一週間以内に大変な事が起こる、すでに亡くなっているかもしれない」とおっしゃったそうです。

Aさんは青ざめて、土下座して宗家に謝ったそうです。実は、Bさんは突然倒れ、その時点で脳死状態だったそうなのです。宗家を試すようなことをしてしまったAさんは宗家に平謝りしたわけです。(宗家は許してくださったそうですが)

このような宗家のエピソードはこの他にもあるようですが、なぜそんなことがわかるのでしょう。これは算命学だけで読み解けることではありません。というか、どんな占術をもってしてもわからないと思います。

やはり特別な能力を、宗家がもっていらっしゃったということだと思います。

ですが、宗家はやはり陰陽五行を原理原則として算命学で人の運命を鑑定をされていらっしゃったのです。それは勘や直観や霊感など目に見えない世界は不確かなものであり、最近の新興宗教問題を見てもわかる通り、危険性があるということをご存じだったからではないでしょうか。

宗家の勉強会で語られる運命の話や時代論や国家論は、それらが論理的であるからこそ、厳しい現実を生きていかなければならない多くの政界や経営者の方々に支持されていたのだと思います。

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