天空象に大ブレークしてしまう人~渋野日向子さんの例

このブログでも天空象(天中殺)については何回かお話しました。

天空象の過ごし方は、判断ミスが生じやすいので、新しい事業や、結婚、大きな買い物や引越し、転職などは控えるというのが原則です。

ところが、この天空象の時にビジネスが大成功したり、突然人気者になったりと「結果(らしきもの)」を出してしまうケースもあります。これが天空象の陽転現象です。

ここのところ私がひそかに注目している、プロゴルファーの渋野日向子さんの例を見てみましょう。

2019年、全英女子オープンで、42年ぶり日本人で2人目の海外メジャー優勝を果たしたのは記憶に新しいと思います。プロになったのはその前年ですが、渋野さんは戌亥天空象ですから、2018年、2019年と、その天空象の真っただ中にプロテストに合格し、その翌年になんと全英女子オープンで、この快挙を成し遂げたということです。

あの樋口久子さんは、プロ10年目にして初の全米女子で優勝ですから、プロになったばかりの無名の選手が、いきなり海外メジャー優勝するというのは、やはり「あり得ない結果」と言えるのかもしれません。このように天空象期間には、不自然なことが起こってしまう場合もあるのです(もちろん、渋野さんの天性の能力や努力もありますし、周囲のサポートといった環境が整ったからこそ実現したわけですが)

さて、ここで注意しなければいけないのは、このような不自然な結果を出してしまうと、天空象期間を抜けた後に本来の自分になかなか戻れず、そのことで自分自身を消耗させてしまい、のちのち大きなダメージになることもあるということです。

正直、私は渋野さんのあのメジャー優勝のあと、大丈夫かなと余計な心配をしていたのですが、その後、今のところ優勝はないにしても、結果は出し続けていますね。先日の全英女子オープンも優勝は逃したものの、3位というのは素晴らしい成績です。

なんといってもあの素敵な笑顔をこれからも見たいと思うし、世界の多くの人がそう思っていると思います。ちなみに私は、ゴルフは何十年もやっておりませんが、これからもひそかに渋野さんを応援したいと思います。

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