人間は小宇宙
古代中国人は自然観察から一定の法則を発見しました。それが陰陽説であり、その後の五行説と結びつきます。やがて、長い年月に及ぶ思想の変遷経て、陰陽五行説が発生しました。
「人間とは何か?」「人はどう生きるべきか?」
算命学はこれらの命題を、陰陽五行説を原則に答えを導き出す「人間学」であり「未来予知学」です。
人間は大宇宙の中に生かされている小さな存在、小宇宙。算命学は人間を小宇宙と捉え、その人の干支暦(生年月日)から人生の「お役目」や運命を予知・予測することができるものです。
運命を予知・予測するということは、「占い」ですか?
はい、占いでもあります。原形は殷代にはじまり、春秋戦国時代には政治、軍略の理論として使われていたと考えられています。
つまり、占いの域を超えた「東洋の智慧」と言えるんですよ。
生き方の方向性がわかる
人生は選択の連続。
誰を?何を選べばいいの?なぜ?と悩みはつきません。しかし、「あなたの疑問に答える教科書」はありません。だからこそ、人は悩み、苦しみます。
真冬の吹雪の中、前進するには効率が悪いし、結果は出せないかもしれません。また、清々しい気候の良い季節に、家でゴロゴロしていると絶好のチャンスを逃してしまうこともあります。
選択し、行動するのは自分自身ですが、算命学は人間の生き方や行動するべき時期、方向性を教えてくれるものです。
さらには、さまざまな人間関係や時代、国家や企業の方向性にも応用することが出来るのです。
日本では算命学宗家 故高尾義政先生により、昭和の時代にその理論が整理、体系化され「算命学」
として発表されました。
高尾義政先生の助言は当時の日本の政治、経済、財界にも大きな影響を与えたと言われています。
※当サイトでは算命学用語として有名な「天中殺」を「天空象」と呼んでいます。
理由として①「天中殺」が悪いイメージとして広まってしまい、誤解されている。
②天中殺という言葉は宗教法人倫道観寺の登録商標であり商用利用できないからです。
尚、「天空象」という言葉は「天中殺空亡現象」の略称として1997年、伯耆弘徳により考案されました。その他の用語につきましても、上記②の理由により、独自の用語を用いています。ご了承ください。
